上野原市議会 > 2016-06-20 >
06月20日-04号

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  1. 上野原市議会 2016-06-20
    06月20日-04号


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    平成28年  6月 定例会(第2回)          平成28年6月上野原市議会第2回定例会               議事日程(第4号)        平成28年6月20日(月)午前10時19分開議第1 常任委員会報告第2 議案審議    議案第68号 上野原市道路線の認定について    議案第69号 (仮称)新上野原保育所建設工事請負変更契約締結について    議案第70号 消防署用救助工作車購入契約締結について    議案第71号 上野原特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定について    議案第72号 上野原防災行政無線(同報系)デジタル化整備工事請負契約締結について第3 閉会中の継続調査について---------------------------------------● 出席議員(16名)     1番  遠藤美智子君     2番  川田好博君     3番  久嶋成美君      4番  東山洋昭君     5番  村上信行君      6番  小俣 修君     7番  川島秀夫君      8番  杉本公文君     9番  田中英明君     10番  山口好昭君    11番  長田喜巳夫君    12番  杉本友栄君    13番  尾形幸召君     14番  鷹取偉一君    15番  岡部幸喜君     16番  尾形重寅---------------------------------------● 欠席議員(なし)---------------------------------------● 説明のため出席した者の職氏名 市長         江口英雄君    副市長        小早川 浩君 教育長        和田正樹君    消防長        磯部 忠君 総務部長       石井明文君    市民部長       志村輝雄君 福祉保健部長     野崎広仁君    建設経済部長     天野幾雄君 消防署長       清水正司君    消防総務課長     小林 輝君 企画課長       小澤勇人君    危機管理担当課長   佐藤和弘君 税務課長       上條昭仁君    生活環境課長     藤本保彦君 秋山支所長      磯部八重子君   長寿健康課長     久島和夫君 経済課長       富田昌昭君    都市計画課長     伊藤 弘君 会計管理者      石井源仁君    学校教育課長     上原千歳君 社会教育課長     尾形 篤君---------------------------------------● 事務局出席職員氏名 議会事務局長     佐藤通朗君    書記         横瀬仁彦君 △開議 午前10時19分 ○議長(鷹取偉一君) ただいまの出席議員は16人です。 これから本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元にお配りしたとおりです。---------------------------------------議長(鷹取偉一君) 日程第1、常任委員会報告を行います。 各常任委員会について報告を求めます。 総務産業常任委員会委員長小俣修君。 ◆総務産業常任委員長小俣修君) 総務産業常任委員会報告を行います。 去る6日6日の本会議において付託されました案件について、6月8日、委員会を開催しました。当局に関係部課職員の出席を求め、慎重に審査した経過と結果をご報告いたします。 付託されました案件は、市道路線の認定1件、契約締結2件、合わせて3件です。 審査は、各課等に説明を求め、その後、質疑・採決を行いました。 議案第68号、上野原市道路線の認定については、上野原駅南口駅前周辺整備に伴い、整備される新田地内の道路3路線を路線認定するものと、秋山地内の山梨県が管理する道路のうち、バイパス工事により旧道となった路線を市へ移管を受けるに当たり、下尾崎中野原線大地海戸柿木平線を市道として路線認定するもので、これについては、あわせて現地確認を行いました。 次に、議案第69号、(仮称)新上野原保育所建設工事請負変更契約締結については、園庭の遊具、暗渠排水工追加ひさしの設置、構内道路舗装工事追加に3,954万8,520円を増額変更するもので、議案第70号、消防署用救助工作車購入契約締結については、条件つき一般競争入札の結果、1億1,610万円で株式会社モリタ東京営業部と仮契約済みで、いずれも議会の議決を経て本契約を締結するものであります。 これらの当委員会に付託された3議案については、議案第68号、上野原市道路線の認定について及び議案第70号、消防署用救助工作車購入契約締結については、採決の結果、全会一致でいずれも原案どおり可決すべきものと決定しました。 議案第69号、(仮称)新上野原保育所建設工事請負変更契約締結については異議があり、委員から、全てを設計図に入れて入札をするべきところを行っていないという不自然なところがあるので反対という意見が出されました。 異議がありましたので、起立採決した結果、賛成多数で原案どおり可決すべきものと決定しました。 なお、委員会からは、大きな案件があるようなときは、事前に情報提供をしていただき話し合いの場を持つこと。また、変更契約の締結については、変更内容等が判明したら、速やかに報告し説明するとともに、変更契約の運用を明文化し、速やかに再発防止を徹底し、円滑な契約事務が行われるよう、委員会付帯意見として申し述べておきます。 以上、総務産業常任委員会報告といたします。 ○議長(鷹取偉一君) 文教厚生常任委員会委員長東山洋昭君。 ◆文教厚生常任委員長東山洋昭君) 文教厚生常任委員会報告をいたします。 当委員会は、本定例会において付託案件がありませんでしたので、所管事務調査として6月10日、委員全員出席のもと福祉課職員の出席を求め、保育所の状況について現地調査を行いました。 市内には、現在、上野原第一保育所上野原第二保育所島田保育所及び秋山保育所正規保育所が4園、巌こども園認定こども園が1園、棡原保育所と休園中の西原保育所僻地保育所が2園あります。そのうち、上野原第一保育所上野原第二保育所島田保育所を統合する(仮称)新上野原保育所が、この8月に完成、来年4月に開園する予定となっております。 このような状況の中で、現在の保育所での問題点や不便をしているところなど、それぞれの所長に状況を説明していただきながら、新保育所でそれらがどのように改善され、解消されていくかを踏まえての視察を行いました。 その結果、各保育所で共通した課題として、保育所周辺の狭隘な道路や駐車場事情が悪く、保護者が送り迎えに非常にご苦労されている点、また施設本体老朽化や、特に遊具は使用禁止のものも複数あり、園児に寂しい思いをさせているとの声もありました。また、保育室の不足も挙げられていましたが、新保育所では、それらの課題に対処し、改善された部分も多くあり、特に子育て支援センターは、子育てに関する相談窓口として一層充実したものとなっているとの意見もありました。保育士の意見もしっかりと取り込んだつくりとなったことを、十分確認できました。 委員からは、トイレを各部屋に設置したことや、現場の保育士の要望により上り棒を設置したことは、子供たちの生活や発達を考えた上で細かい考慮されたつくりとなっているとの感想や、できれば木を植えて日差しを遮ってあげられたらいいという意見もありました。 また、保育所の壁の色については、実際に現場で見てみると、遠くから見る色よりも明るく、周囲との調和もしていてしっくりきているという印象を持てるとの意見が、多くの委員からありました。 今後は、運用に当たり、細かな安全上の配慮が必要となってくるので、危険性が確認できたら、速やかに対応をお願いするとの意見も出ました。また、災害時等の避難路の確保もされており、安心できるとの意見もありました。 なお、今回の(仮称)新上野原保育所建設工事追加に伴う変更契約について、議会の議決を経る前に工事に着工してしまったことについては、手続上、大きな問題があり、当局に対しては、これまでの経過説明再発防止策を明示されるよう強く要望します。 さらに、市当局には、現在行われている新保育所に関する上野原裁判と称する裁判の内容を記したチラシについて、市は相手側のそれを精査していただき、事実誤認があると認められる場合には、当事者である市当局から市民に対して、誤解のないよう事実を正確に伝えていただくことも、あわせて要望します。 以上、文教厚生常任委員会報告といたします。---------------------------------------議長(鷹取偉一君) 日程第2、議案審議を行います。 これから議案番号順に審議を行います。 議案第68号、上野原市道路線の認定についてを議題とします。 本案に対する委員長報告は、可決すべきものです。 委員長報告に対し、質疑を行います。     (なしの声多し) ○議長(鷹取偉一君) 質疑を終わり、討論を行います。     (なしの声多し) ○議長(鷹取偉一君) 討論を終わり、採決を行います。 お諮りします。 本案は、委員長報告のとおり可決することに異議ありませんか。     (異議なしの声多し) ○議長(鷹取偉一君) 異議なしと認めます。 したがって、本案は原案どおり可決されました。 議案第69号、(仮称)新上野原保育所建設工事請負変更契約締結についてを議題とします。 本案に対する委員長報告は、可決すべきものです。 委員長報告に対し、質疑を行います。 杉本公文君。 ◆8番(杉本公文君) 8番、杉本公文でございます。 この議案について、委員長に対して質問するわけですが、まずこの議案につきましては、新保育所の約3,900万円の追加工事変更契約をするというものであります。契約案件ですので、この議案については、総務産業常任委員会に付託をされましたが、所管としては文教厚生常任委員会でございますので、文教厚生常任委員会でも6月10日に視察を行いました。そして、驚いたことには、この変更契約の中身であるこの3,900万円の工事について、全て現場に行きましたところ、完成をしているということで、私も非常に驚いております。 それで、先ほど委員長報告の中で、このことに関しての記述がありました。変更契約の締結については、変更内容等が判明したら速やかに報告し、説明するとともに、変更契約の運用を明文化し、速やかに再発防止を徹底し、円滑な契約事務が行われるよう委員会付託意見としてまとめたとあります。 そこで、質問するわけでありますけれども、この変更契約提案理由は、皆さんもご承知のとおり、地方自治法並びに市条例において、議会の議決を経なければいけないとされております。しかしながら、提案をしたときには、既に完成をしております。ということは、まさにこの提案理由について虚偽の申し出をした、提案をした、はっきり言ったらうそであります。このようなことがあったということを、総務委員会も承知をして、このような文章を書いたと思いますけれども。そこで、議案正当性について、もう完成をしているわけですから提案理由は成立しません。この議案正当性について、審議は委員会として行われたのかを、まず、お伺いいたします。 ○議長(鷹取偉一君) 総務産業常任委員会委員長小俣修君。 ◆総務産業常任委員長小俣修君) お答えいたします。 委員会報告のとおりであります。 ○議長(鷹取偉一君) 杉本公文君。 ◆8番(杉本公文君) 今、委員長から報告したとおりだとの答弁をいただきました。しかしながら、そのような中に、この中に、正当性について、正当な議案であるかどうか、またこのような提案をしたことの責任等について明文したものがないですから、私はこれはなかったというふうに解釈します。もし、そうでないならば、またご発言をいただきたいと思います。 それから、今回のこの議案については、初日に質疑が出されました。私も単価が非常に高い、51万円以上52万円ほどになりますか、坪単価ひさしなのに52万円であります。ですから、このことについての質疑をいたしましたけれども、その後状況が変わっております。現実的には、この単価についての質疑はなされたのかどうか、委員会において。 それから、中身がまるっきりこの段階ではわからなかったですから、委員会として、あるいは議会として、調査特別委員会を設置して調査をするという、このような議論あるいは審議がなされたかどうかをお伺いいたします。 ○議長(鷹取偉一君) 総務産業常任委員会委員長小俣修君。 ◆総務産業常任委員長小俣修君) お答えいたします。 先ほどもお答えしましたとおり、委員会報告のとおりでございます。 ○議長(鷹取偉一君) 杉本公文君。 ◆8番(杉本公文君) 委員長から、また同じような答弁をいただきました。 報告のとおりだということであります。ということであれば、先ほど申し上げましたとおおり、この議案正当性について委員会は質疑をしていないということ、それから特別委員会を設置するということについても審議をしなかったということ、意見も出なかったと、それからひさしの単価についても審議がなされていない、質疑がなされていないというふうに判断をいたします。 最後に、お伺いいたします。賛成多数とありましたけれども、本来でしたら、この案件については、付託された委員会がしっかりと調査をすべきと思いますけれども、反対者賛成者の数はいかほどであったのかをお伺いいたします。具体的に私は聞いておりますので、お答えくさだい。
    議長(鷹取偉一君) 総務産業常任委員会委員長小俣修君。 ◆総務産業常任委員長小俣修君) お答えいたします。 賛成者5名、反対者2名でございます。 以上です。 ○議長(鷹取偉一君) 引き続き、委員長報告に対する質疑を行います。 川田好博君。 ◆2番(川田好博君) 2番、川田です。 常任委員会委員長は、報告書のとおりというような答弁しかできないのかなというふうに思うんで、具体的に聞きますが、先ほど文教厚生常任委員長報告のとおり6月10日に視察をしたら、工事が全部完了していたということが確認されました。総務産業常任委員会は、6月8日に行われております。それで、この8日の審議のときに、総務産業常任委員会の審議の中で、工事の完了がしていたという認識のもとに審議が行われたのかどうか、イエスかノーかでお答えいただきたいと思います。 ○議長(鷹取偉一君) 総務産業常任委員会委員長小俣修君。 ◆総務産業常任委員長小俣修君) お答えします。 委員長報告のとおりでございます。 ○議長(鷹取偉一君) 川田好博君。 ◆2番(川田好博君) 委員長報告に、こういう工事の完了がなされていたかどうかについては何も記述しておりません。それで、その記述していないことについて、そういうことがあったのかどうかと聞いているわけですから、イエスかノーかで答えていただきたいんですが、委員長報告の中には、議案第69号、(仮称)新上野原保育所建設工事請負変更契約締結については異議があり、委員から、全てを設計図に入れて入札すべきところを行っていないということで、不自然なところがあるので反対という意見が出されたと。反対2名があったのは、多分この反対理由だから、つまり全て設計図に入っているものみんな含めて入札を行われるべきだと、こういう意見で反対をしているわけです。 当然、工事が完了してきたということになったら、別の反対理由を述べたんじゃないかというふうに思っているんです。だから、これは委員会報告に書いたとおり、書いていないことを聞いているんだから、イエス、ノーかで答えるように、議長から要求していただきたいと思います。 ○議長(鷹取偉一君) 総務産業常任委員会委員長小俣修君。 ◆総務産業常任委員長小俣修君) お答えいたします。 工事が終わっているという認識はありませんでした。 ○議長(鷹取偉一君) 質疑を終わり、討論を行います。 村上信行君から発言の通告がありましたので、発言を許可します。 5番、村上信行君。 ◆5番(村上信行君) 5番、村上でございます。 議案第69号、(仮称)新上野原保育所建設工事請負変更契約案に対しての反対の立場から、討論を行います。 当初、全員協議会の席において、市の説明では、この工事を進める過程で設計変更追加工事が必要となったと言っております。全員協議会の資料の、出ておりますけれども、こういうふうに書いてあります。園庭の遊具の追加については、設置遊具は当初、2連のブランコ、木製コンビ遊具、砂場、2連鉄棒、鯨の壁渡りでありましたが、現場で働く保育士の方から、上り棒追加設置の要求があり、協議の結果、1基を追加しました。園庭の暗渠排水工事のことについては、こうあります。土質の関係で水はけの悪い園庭であるために、対応策を協議した結果、園庭雨水を中央に集めて、そこから西側の構内道路側溝につないで処理するように工種を追加しました。キャノピーの設置については、こうあります。管理室前と西側駐車場キャノピー設置工をやはり追加しました。施設内道路についても、こういうふうにあります。構内道路走行安全性メンテナンス性を考慮する中で、下層路盤工上層路盤工自然転圧を図ってきました。本工事で不陸整正工と表層アスファルト工追加して路体を完成を図りました。全て、工事をする中での追加ということを、最初には説明してありました。 これをするために、工事請負契約が必要である。請負契約をするのには、議会の議決を経る必要があるということで、今回の69号議案となりました。これについては、先ほど杉本公文議員が話したとおり、原案の要旨にこうあります。上野原市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分の範囲を定める条例第2条の規定により、議会の議決を経る必要があるためとあります。 このとき、私はこういう質問をさせていただきました。上り棒追加については、設計に当たって、当初から保育士の意見を取り入れているとあったが、ここに来てそのような設置要求が出るということは、保育士の話を聞いていなかったのではないか。園庭の暗渠排水工追加については、設計段階で排水の必要なことが理解できない設計者の能力に疑問があるのではないか。まして、この設計者は、現在、仮総合福祉センターの設計を行っている。このような設計者が設計しているこの福祉センターについて、後々同様のことが起きる心配はないのかという内容で、質問をさせていただきました。これに対して、市は一転して、当初からこの追加設計分はできていたんだ、こういう話でした。 そして、平成27年4月の入札のときには、追加分を除いて入札を行い、あとの分は2段階で発注をすることとしていた、こういう説明がありました。最初の話とは180度変わっております。そして、なおかつ、2段階で発注をするということは、今回のこの国の補助金と市の財源問題ということでした。これについては、極めて整合性は全くないと考えられます。入札時、追加工事が出る可能性があることを全ての入札業者に告知していたかという内容で質問したら、どの業者にもこのことは告知はしていない、こう答えました。すると、将来追加工事がある可能性があるということを知っているのは、市の担当者、すなわち直接の担当者契約をする担当者並び設計者だけであるということを確認しましたら、そうだということでした。 ほかにも不自然な点がありました。変更契約案件が、議会提出案件議会提出がおくれた理由を、担当者2人の不注意と聞き取れるような発言をしていることです。27年の入札、仮契約、6月の本契約のときには、既に追加工事が可能である予算がある、原資があるということはわかっていたはずです。それを裏づけるように、同じ年の10月には、通路の舗装等の協議に入るなど、工事打ち合わせが行われていました。当然担当者2人だけではないことは、工事打ち合わせ簿ではっきりしています。また、このような設計変更に関する場合は、あらかじめ契約担当部の承認を受けることになっているはずです。何より驚くのは、先ほども出ていましたけれども、議案提出よりも先に工事が終わっているということです。議会軽視というよりも、議会不要ととれるものであります。 ほかにも幾つも不自然な点がありますけれども、後の問題としてさせていただきます。 私は、今回のことを考えるに、あの3年前の市有地、諏訪の土地、西原の小六藤分校の跡地、この2か所の随意契約による売買の事件のことを思い出します。このとき、市長は私に、ほかの議員さんもいましたけれども、こういうことについては、前市長時代に行われていた内容で、担当者は悪意のない行動だった、市長自身もリーダーが起案して課長、部長、副市長が判を押してある、市長はこう言いました。私は、精査せず、いわゆるめくら判だった。しかし、責任はあるということで報酬10分の1をカットして1カ月だと思いました。そういうことをした。そして、しばらくして副市長は辞任をしました。この件は、一応これをもってけじめをつけた形をとったということで、各議員さんたちは覚えていると思います。 このことに関して、副市長に同情する方も多くいます。当然、市の職員の中にもいると思います。     (「議長、進行」と呼ぶ者あり) ◆5番(村上信行君) 複雑な思いの方もいるでしょう。 ○議長(鷹取偉一君) ちょっといいですか。 村上議員、討論は反対討論の内容を簡単に、また要件が違うことを長く言わないで、簡単にしてください。 ◆5番(村上信行君) はい、わかりました。 関連するからしたつもりですけれども、じゃ、短くさせていただきます。 私は、今回のこの保育所の問題については、前回と同様な形にするようなことは望んではいません。むしろ好ましくないと思っています。議会として、行政側に厳重注意することは当然でありますが、まず、先に重く捉え、考えなくてはならないことがあると思うんです。 1つ、なぜ市の行政はこのようなことが繰り返される体質なのか。それを改革するためには、何をなすか、検証する。2つ目。今回の場合、担当者2人だけの責任となってしまう感がある。市は近い将来、多くの困難の時代に入ることは誰もが口にしています。それに立ち向かうべき年代の職員の意識を多く瓦解させてしまうおそれがある。そして、同年代の職員のためにはならない。大きく影響が出てしまうんじゃないか。3つ目、今回の保育所建設に関しては、返還されるべき敷金がまるで忘れていたのではないかと疑われるくらい遅くなって、処理をされました。 1,500名の署名をもって出された請願……。 ○議長(鷹取偉一君) 再度、すみません。 村上議員。 ◆5番(村上信行君) はい。 ○議長(鷹取偉一君) 注意します。 簡略に。また反対討論の内容らしい反対討論をしてください。     (「保育所のことについてやれよ」と呼ぶ者あり) ◆5番(村上信行君) 反対討論をしています。     (「保育所のことについてやれよ」と呼ぶ者あり)     (「どっちが主か、契約のことでしょ、わかった」と呼ぶ者あり) ◆5番(村上信行君) はい。     (「もうわかったよ」と呼ぶ者あり) ◆5番(村上信行君) 出された請願についても議会の対応についても現地調査も行かず、実施の設計図も見ずに不採択とするということに対し、市民からすれば納得のいかないことも多かった。なおかつ、現在行政訴訟が行われています。こういうことを鑑みると、市民の理解を得るためにも、9月議会まで精査、検討することが必要だと考えます。すなわち、調査特別委員会の設置を必要と考えています。よって、69号議案の6月議会での可決は余りにも短絡的であります。 このことを強く申し上げて、私の反対討論とさせていただきます。 ありがとうございました。 ○議長(鷹取偉一君) 賛成討論はありますか。     (「議長、緊急動議」と呼ぶ者あり) ○議長(鷹取偉一君) 杉本公文君。 ◆8番(杉本公文君) 今扱っておりますこの議案につきまして、付託された総務産業委員長からも発言がありましたとおり、既に完成したという認識はなかった。そのための質疑もなされておりません。 また、この議案については、ひさし坪単価も異常に高い。あるいは責任の所在もまだ明らかではない。さらに再発防止策について検討するということが必要であります。 大変なことが起きておりますので、これはうやむやにすべきではない。このままでは、議会の責任が果たせないので、私は調査特別委員会、百条委員会を設置して、この問題を調査するように提案をいたします。 ○議長(鷹取偉一君) 杉本公文君に申し上げます。 本議題は、既に討論に入っており、討論は表決の前提で行われておりますので、議事進行上、ここでは賛成討論以外の発言は認めません。     (「緊急動議と言っています」と呼ぶ者あり) ○議長(鷹取偉一君) 賛成討論ありますか。     (なしの声多し) ○議長(鷹取偉一君) 討論を終わり……。     (「会議規則にのっとって、ちゃんと議長は運用をしてください」と呼ぶ者あり) ○議長(鷹取偉一君) ご静粛に願います。     (「議事進行、議事進行、議長」と呼ぶ者あり) ○議長(鷹取偉一君) ご静粛にお願いします。     (「議事進行、取り上げなければいけないことになっています、会議規則では、議事進行」と呼ぶ者あり) ○議長(鷹取偉一君) 杉本公文君に申し上げます。 議長から再三の注意にもかかわらず、従わずに議場の秩序を乱す発言を繰り返す場合は、地方自治法129条、会議規則第153条及び159条により、議会外に退去させる場合もあることを通告いたします。     (「納得しません、会議規則にのっとって運用をしてください、議長は」と呼ぶ者あり) ○議長(鷹取偉一君) 賛成討論ありますか。     (なしの声多し) ○議長(鷹取偉一君) 討論を終わり、採決を行います。 異議がありますので、本案は起立によって採決いたします。 本案は、委員長報告のとおり可決する方の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(鷹取偉一君) ご着席ください。 起立多数です。 したがって、本案は原案どおり可決されました。 ただいま議決した議案第69号、(仮称)新上野原保育所建設工事請負変更契約締結について、市長に申し上げます。 議案として上程する案件については、本来議会の議決を経た後に事業に着手すべきです。しかし、総務産業常任委員会及び文教厚生常任委員会双方の常任委員長報告にもあったように、今回の議案第69号については、議決以前に工事に着手したという事実が発覚しております。このことは、議会軽視に当たり、まことに遺憾であります。今後、二度とこのようなことが起きないように指導、監督を徹底するよう警告するとともに、おおむね1カ月を目途に再発防止策を議会に報告するように求めます。 以上です。 市長、江口英雄君。 ◎市長(江口英雄君) ただいま議案第69号、(仮称)新上野原保育所建設工事請負変更契約締結につきましてご可決をいただきまして、まことにありがとうございました。 このたびの不適切な手続は、議会承認を経てから事業を実施するという原理原則を遵守しなかったことが問題の根底にあり、議会及び市民に対して信用を損なう結果となりました。 このような事態を招きましたことを市長として心から陳謝するとともに、今後はただいま議長の指摘事項も踏まえまして、事業の取り扱い基準を徹底し、二度とこうした事態が起きないよう指導、監督を徹底することをお約束いたします。 以上です。 ○議長(鷹取偉一君) 議案第70号、消防署用救助工作車購入契約締結についてを議題とします。 本案に対する委員報告は、可決すべきものです。 委員長報告に対し、質疑を行います。     (なしの声多し) ○議長(鷹取偉一君) 質疑を終わり、討論を行います。     (なしの声多し) ○議長(鷹取偉一君) 討論を終わり、採決を行います。 お諮りします。 本案は、委員長報告のとおり可決することに異議ありませんか。     (異議なしの声多し) ○議長(鷹取偉一君) 異議なしと認めます。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。 議案第71号、上野原特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定についてを議題として、質疑を行います。     (なしの声多し) ○議長(鷹取偉一君) 質疑を終わり、討論を行います。     (なしの声多し) ○議長(鷹取偉一君) 討論を終わり、採決を行います。 お諮りします。 本案は、原案のとおり可決することに異議ありませんか。     (異議なしの声多し) ○議長(鷹取偉一君) 異議なしと認めます。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。 議案第72号、上野原防災行政無線(同報系)デジタル化整備工事請負契約締結についてを議題として、質疑を行います。 川田好博君。 ◆2番(川田好博君) 2番、川田です。 現在、アナログ系の同報無線が行われておりますけれども、総務省等の指導によりデジタル化させる、これについては異議はないんですが、現在のアナログ同報系無線でも、あるいはデジタル化をしても、弱点があると思います。我々住民がいろんな行政防災の情報を得るのは、一つはスピーカー、拡声器による音で聞く。それから、もう一つは、今度は音声告知端末で聞くというふうになるから。今上野原市の上野原町の一部と旧秋山村では、各戸別受信機がありましたが、デジタル化によって、これ全部取り外されます。その弱点というのは、一つは、拡声器による場合には音ですから、聞こえやすい場所と聞こえにくい場所とたくさんあるわけです。これデジタル化によっても解消されないと思います。 それから、音声告知端末は、各家庭が停電になったら聞こえないということがあると思うんです。今回、当初は十数億ということでしたが、落札では4億5,000万円でしょうか、金額大分圧縮されましたけれども、この弱点の克服については、なかなかこの工事請負ではできないというふうに思うんですが、これ将来、こうした弱点をどういうふうに解消していくのか、お考えがありましたらお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(鷹取偉一君) 佐藤危機管理担当課長。 ◎危機管理担当課長佐藤和弘君) やはり、川田議員が言うように、全てが万能ではないというように思っております。今回の新しくデジタル化というような方向で、今24時間一応充電器が機能すると。今回新しいデジタル化の方式でいきますと、72時間一応充電器が蓄電されて、活用できるというようなことで、最低限3日間については稼働できるというような状況で、今考えているところでございます。 当然、聞きにくいとかいうことも発生する可能性ございます。それについては、Jアラートですとか、またいろいろな緊急速報メール、そういうようなものを活用する中で、あらゆる方法を使いながら、できるだけ市民に情報を伝えたいというようなことで、今後もそれは検討していくということになろうかと思っております。 以上でございます。 ○議長(鷹取偉一君) 川田好博君。 ◆2番(川田好博君) 72時間充電器というか、蓄電池でもつというのは各スピーカーの電源としては多分そうだろうというふうに思うんで、これについては今までの期間よりも長い間充電させて使うことができる、そういう改善はあると思います。 問題の停電と言っているのは、各家庭の停電なんです。音声告知端末が停電したときには使えないということがあるんで、これについて多分電灯線の100ボルト電源にかわるようなものがないかどうか、各家庭で備えていれば、電灯線の停電が起こっても、各家庭で送電というか、電気を送るようなことも含めて検討をお願いしたいと思います。 以上です。 ○議長(鷹取偉一君) 杉本公文君。 ◆8番(杉本公文君) 今戸別受信機のお話が出ておりましたけれども、旧秋山村と、それと上野原の一部とありましたけれども、これはどの地域、あるいはどの程度の数、秋山についてもお伺いをしたいと思います。 それから、音声告知端末、今度は1本になります。現状で告知端末を設置していない家庭、それからよく聞かれるのは、これなかなか把握が難しいとは思いますけれども、設置はされているけれども電源を入れていないというご家庭があるということを、よく伺います。それも物すごい数だと聞いておりますので、このことについて、まずお伺いいたします。 ○議長(鷹取偉一君) 佐藤危機管理担当課長。 ◎危機管理担当課長佐藤和弘君) 現在、戸別受信機、音告以外つけている世帯というのは800前後というふうに伺っております。秋山にも当然ございます。新田もいずれにしても水防の関係でついているというようなことを伺っております。 ○議長(鷹取偉一君) 杉本公文君。 ◆8番(杉本公文君) 告知端末が設置されているけれども、電源を入れていないということについては、もう一回答弁いただきますけれども。そこで800件くらい、私もそうですが、告知端末が設置されておりません。じゃ、なぜ設置されていなかったかというと、これは市長が初めて選挙に立候補したときに、公約をいたしました。戸別受信機を告知端末の光ケーブルではなくて、これは停電したらとまりますので、戸別受信機を設置をすると、これが市長の公約です。マニフェストにちゃんと掲げてありますけれども、それを私も当然信じたし、市民の設置していない方のほとんどは、市長の言葉を信じて設置しておりません。 ですから、こういう状況を考えると、告知端末はない、それから戸別受信機も今回は設置をしないということです。私も以前申し上げましたけれども、総務省がちゃんと助成金を出すと言っています。それなのに、なぜ市長は、これ市長に伺いますけれども、市長の公約です、これは。私はこのままではとてもこの議案に、デジタル化自体については大賛成でありますけれども、戸別受信機を設置しない、大した経費がかかるわけでありませんし、現実に未設置の方があるわけですから、じゃ、市長、これは公約をなぜ守らないのかをお伺いいたします。 ○議長(鷹取偉一君) 佐藤危機管理担当課長。 ◎危機管理担当課長佐藤和弘君) まず、その音告についてスイッチが入っていないというような家庭があるということでございます。それについては、それぞれ個々のお宅の事情もあるかと思います。なおかつ、今の外の防災無線で用が足りているのかなとか、いろいろ想定されるわけですけれども、いずれにせよ、あらゆる方法を検討するというか、考えていただいて、十分に自分で情報が入手できるような方法を活用してもらいたいというふうに思いますので、それについては機会を設けまして、市民の方にもできるだけスイッチを入れてもらいたいというようなことも伝える必要があるのかなと思います。 以上です。 ○議長(鷹取偉一君) 佐藤危機管理担当課長。 ◎危機管理担当課長佐藤和弘君) その音告の関係でございます。それについては、過去にも数回にわたり公費で設置をしていくというようなこともやってございます。そういう機会を設けたということで、今回については、それについては設置をしていかないというようなことでやっております。 以上です。 ○議長(鷹取偉一君) 杉本公文君。 ◆8番(杉本公文君) 今、佐藤情報担当が、今回はと言いました。ということは、今後も検討していただけるんでしょうか。 ○議長(鷹取偉一君) 佐藤危機管理担当課長。 ◎危機管理担当課長佐藤和弘君) 今回はといいますか、いずれにせよ、今までの事業とは別の事業の中で、今回はデジタル化という中でやっておりますので、そういうことをご理解いただきたいと思います。 ○議長(鷹取偉一君) 久嶋成美君。 ◆3番(久嶋成美君) このデジタル化の工事については、基本賛成です。なぜかというと、国からのそういう流れでやらなければいけない事業だということで、無線の統一化とか叫ばれているので、これは必要だというふうに担当からも聞いていましたので賛成なんですが、ただ先ほど杉本議員も言った、それから川田議員も言ったように音声告知端末と、それから戸別受信機の違いですね。戸別受信機が今どのぐらいかという話になりましたが、今UBCとちょっと関連はないと言いましたけれども、あるんです、やっぱり。UBCに反対というか、おかしいでしょと、この事業はおかしいでしょと言って入っていない、または通信が不安定だから入っていないと、もろもろの理由を含めて、入っていない方が大勢いらっしゃる。入っている方は4,000何件ですよね。そうなると、その半数よりちょっと多い方は、入っていないということは告知端末をつけてもつけっ放しで、要するに活用していないということ。そうなると、先ほど川田議員が言ったように、停電のときどうするかです。停電のときは、充電機能があると言いましたが、その充電機能は各戸の告知端末ではないですよね。やはり各家庭が大量に停電になったときには、通信通路がなくなるわけです。そういったことを考えたときに、幾つかの方法、先ほど危機管理監も言いましたよね、幾つかの方法を使って情報をとってほしい。確かに情報は市民がみずからとらなきゃいけない。でも、行政は発進する義務と責任があります。ですから、そこはやはり戸別受信機と告知端末のそれぞれの情報ツールのいいところを生かして、戸別受信機も必要な地域もまだまだあるわけです。このことについては、私、一般質問の中で聞く予定が時間の関係で聞けなかったんですけれども、やはりじゃ、停電になったときに告知端末が使えない、戸別受信機は使えるんです。あしたもし災害が起きたときに、大量の地域が停電になったときにどういう対策をとるつもりですか。 ○議長(鷹取偉一君) 佐藤危機管理担当課長。 ◎危機管理担当課長佐藤和弘君) 先ほど、川田議員のほうからも発言がございました。確かにそれぞれの情報伝達機械については、それぞれ万能ではなくて、それぞれの特質があると思います。残念ながら、各戸のやっぱり電源を必要とする、そういう音告の施設については、やっぱりそれも限界があると。当然停電になれば、それぞれの家庭で蓄電池あるわけでございませんので、そういうところは諦めるしかないと。ただ、行政防災デジタル化によって、今回の場合には、一つには、今まで緊急防災速報メールがありますよね、ああいうのも、今までラグが発生したわけです、アナログですと。それが今度はラグが発生しないと。即刻発信ができるというようなメリットが大きいのかなと思っています。それでまた、今度双方向のアンサーバックについても26か所の施設ができるというようなメリットもございます。そのようなメリットを生かしながら、いろいろな例えば防災メールとかそういうものも活用しながら情報を入手してもらいたいということでございます。万能ではないんで、その辺はちょっとご理解いただきたいなというふうに思います。 ○議長(鷹取偉一君) 久嶋成美君。 ◆3番(久嶋成美君) 危機管理課長、危機管理の担当として、さっきちょっと発言の内容が無責任だと、ちょっとあやしいところがあったので、できれば撤回したほうがいいと思いますよ。 停電になったら諦めたほうがいいとか、諦めるしかないとか、それはちょっと違いますので、やはり停電になったときに困るのは、各家庭一軒一軒の家庭が困るんですから、そこについてやはり救済の処置を考えていかないといけない。それは当然わかっていらっしゃると思うんですけれども、そこについてなるべく多くの方を救えるように、なるべく多くの方に救済の手が届くようにするためにはどうしたいいかというところをもっと詰めて、これから研究というか話し合いの場を持ってもらいたいと思っています。 それで、このデジタル化の工事についてはやらなければいけないことはよくわかっています。でも、旧町の国道沿いの家、何軒か、20軒ぐらい多分聞いて歩いたと思うんですけれども、現在の状況だと、国道沿いだし、やはり道路の音とかで聞こえづらい、それから雨が降ると当然聞こえづらい、聞こえにくい、ましてや家の中で聞こえない、例えば電柱を増やしてアンテナを増やして窓を開ければ聞けるよと言っても、窓をあけると余計に音がうるさくて聞こえない、それで家の中にいても聞こえない、こういうときどうするのというふうに言われました。それでやはり、ここで必要なのは、戸別受信機ではないのかという意見がほとんどでした。ですからそこは、デジタル化工事は、これはするということで進めるんですけれども、その中身、進め方について、さらなる検討が必要ではないのかなと思いますので、改めて要望しておきます。 以上です。 ○議長(鷹取偉一君) 質疑を終わり、討論を行います。 杉本公文君。 ◆8番(杉本公文君) 8番、杉本公文です。 この議案に対して反対の立場から討論を行います。 もとより防災行政無線のデジタル化につきましては、私は反対をするものではございませんけれども、この内容の中にあります屋内の受信につきましては、戸別受信機を秋山で設置しておりますけれども、これについては廃止というか使えなくなると。それから、これからは音声告知端末1本でいくということであります。先ほど答弁をいただきましたとおり、上野原では、音声告知端末を設置していない家庭が約800軒あります。これは、先ほど申し上げましたけれども、江口市長が初めて選挙に出るときに、私も一緒に擁立に努力いたしましたけれども、そのときに戸別受信機を導入する。その理由は、音声告知端末は停電になったら使えない、これはもう常識であります。 新潟地震が起きてから、国は光ケーブルでは問題があるということで、その後はFM放送とか、あるいはこの戸別受信機の補助だとか、そういうことを主体に進めております。5年前に起きた東日本大震災のときに、上野原でも東部地域、私のところもそうでしたけれども、約10時間以上の停電が起きました。もちろんテレビは使えない、見えない。それから、残念ながら上野原の野外の無線機についても拡声器についても、ほとんど放送がありませんでした。頼りになったのは、隣の相模原市の行政無線であります。野外の無線であります。このような状況を考えると、停電になったときにもしっかり使えるものを整備するということが私は何より必要だと思います。国は、戸別受信機の導入に対して助成を出しております。多くの自治体がこれを活用し、参加し、また整備しております。先ほど申しましたとおり、上野原江口市長が戸別受信機を設置するということを公約しました。私もそれを信じ、多くの市民も信じ、最後に残った方が800人だと思います。 私は、よって、この防災無線の整備するときに当たって、よい機会、後からではできないかもしれません。ですから、戸別受信をできない家庭がないように、本来は設置していただきたいと思っております。市長の公約違反を私が認めて、残念ながら、この議案に賛成することはできません。 よって、反対をさせていただきます。 ○議長(鷹取偉一君) 賛成討論はありますか。     (なしの声多し) ○議長(鷹取偉一君) 討論を終わり、採決を行います。 異議がありますので、本案は起立によって採決をいたします。 本案を原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(鷹取偉一君) 着席願います。 起立多数です。 したがって、本案は可決されました。---------------------------------------議長(鷹取偉一君) 日程第3、閉会中の継続調査について。 議会運営委員会委員長文教厚生常任委員会委員長及び議会だより編集常任委員会委員長から、会議規則第111条の規定により、お手元にお配りした申出書のとおり閉会中の継続調査の申し出がありました。 お諮りします。 各委員長の申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに異議ありませんか。     (異議なしの声多し) ○議長(鷹取偉一君) 異議なしと認めます。 したがって、申し出のとおり閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。---------------------------------------議長(鷹取偉一君) 以上で本日の日程は全部終了しました。 本日の会議を閉じます。 これで平成28年上野原市議会第2回定例会を閉会します。 ご苦労さまでした。 △閉会 午前11時25分地方自治法第123条の規定により署名する。  平成28年6月20日         議長      鷹取偉一         副議長     長田喜巳夫         署名議員    杉本公文         署名議員    田中英明         署名議員    山口好昭...